27 12 / 2011

"もともと筆を使い、お経や物語を写していた時代、木版の時代からすれば印刷という技術で書籍が広く普及し、その工業化文明のうえに乗って、作家も稼げるようになりました。作家も技術の進展と無縁ではありません。いつの間に工業製品こそ最高だという錯覚をしてしまったのでしょう。
このあたりは、マーケティングの大家、レビットの有名な一節、「4インチのドリルが売れたのは、顧客がドリルを求めていたからではなく、4インチの穴を求めていたからだ」にも通じるところです。まさか紙の束を作家は売っているつもりなのでしょうか。"

大西 宏のマーケティング・エッセンス : もしも「もしドラ」の作家がもうすこしドラッカーを読んでいたら

「4インチのドリルが売れたのは、顧客がドリルを求めていたからではなく、4インチの穴を求めていたから」。そうですね。